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管理人がつれづれに書き散らかしたあれこれ
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インクを探しに行った先で

 ついでなので、ネタ帳にリングノートの束を購入することに。
その店はレジカウンター=高い筆記具の棚なので、万年筆とかインクも全部そこにある。
セーラーの季節シリーズは見あたらず…残念。
 だが、パイロットの色しずくシリーズが全部一本ずつあった。
やっぱり、この店侮れないぜ…。

 棚にガラスペンが見あたらなかったので、ノートの会計時に聞いてみる。
Q:「ガラスペンは置いてませんか?」
A:「『今は』扱っていないですね。」


…。
昔はあったのかなぁ!!


 結局、ドイツ製とイタリア製のガラスペン1本ずつ買って帰ってきました。
行きはまったく声がかからなかったのですが、店の袋さげた帰り道はセールスの声がかかる、かかる(笑
そうだよなぁ、事務用品屋じゃないと使わない袋に入った買い物小脇に抱えてたら地元人率たかいが、北一の袋は観光客率高いものな。


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北一プラザに行くとちゅう…


えーと。
いや。私は大好きですけどね?

いつから大人気に…

『僕らは星のかけら』 読了

 いやぁ…ボリュームがあった。
文庫だと思って侮ってかかったのだが、1/4も読み進めない内に認識を改めることになった。

 この本は「今宇宙にある原子は何故存在するか?」についての本。
太陽が核融合で光を発していることについては様々な本に記載があるが、核融合とは?トンネル効果って?そもそもなぜ核融合してると分かったの?ということまで記載が及んでいる宇宙関連の書籍ははじめて手にしたと思う。
 扱われている範囲は天文学のみならず量子論、核物理学、etc..と少しづつではあるが多岐にわたっている。
誰が、いつ、どの分野で原子の由来についてどんな考察をしたのか?
非常に分かりやすくまとまっていると思う。
 今回の一番の収穫はホイルの業績について知ることができたことだろうか。
宇宙関係のほかの本では彼が宇宙物理学の巨人であり、そして定常宇宙説の先陣をきっていた人物であることは記載があるのだが、なぜ彼が宇宙物理学の巨人なのかについては記載がされていないことが多い。
(ガモフの論敵、とかビッグ・バンの名付け親とかしか言及されないことも多い)

 彼は、すごい。
誰もが嫌う人間原理を大上段にかまえた予測をぶちたてて、そして成功したただ一人の人物であることよりも、宗教の臭いが常につきまとう人間原理を彼は宗教的に見ていないということが。
ほとんどの科学者が逃げだ、として嫌う人間原理を根拠とした予測をひっさげて研究所におもむき、自分の名声を地に落とすことを覚悟の上で実験を要求したことが。
 そして、自らの主張にとどめを刺すかもしれない論文に対して「理論上正しい」と援護する行動をとれることが。

著者がホイルのファンだからかもしれないが、この本に出てくるホイルは非常に人間くさくて魅力的だ。
彼が先陣にたっていた定常宇宙説はいまは退けられてしまっているが、彼が原子のゆりかごは星の中にあるはずだ、という考えのもとに突き進んだおかげで重元素がなぜ存在するのかが現時点でわかっている。
 彼が予測しなくともいつかは誰かがたどり着いただろうが…。

この本はまさにタイトルの通り、今現在生命が存在しているのはすべて死んだ星星の破片の恩恵である…という内容だ。
科学本ではあるが、十分に娯楽要素があると思う。


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淡い期待

 北一プラザで輸入品のガラスペンを扱っているらしいので、土曜にでも行ってこようと計画中。
移動はバスが基本なのだが、北一プラザは堺町でも中心部に近い場所にあるので駅から歩いてもたいした距離ではない。

 と、ここで気になったのが、セーラーの色織々。
春色はまぁ、まだまだ手にはいるのだが、冬色の人気色は売り切れてしまっている。
あるとすれば店頭在庫なのだが、隣の百万都市のめぼしいところ−というか私が知っている事務用品屋では売り切れていた。
 とすればはるかに人口の少ない我が棲家な町のほうが可能性はある…と言いたいところなのだが、そもそもそんな専門的に事務用品を扱っている店は……

 あるよ、1件だけ。

 もともと、我が棲家な町はそれはそれは栄えていたのだが今は見る影もない。
だが栄えていた頃の名残というか。
なぜこの規模の町でこんな品ぞろえ?と言いたくなる店がたまにある。
 そして、その事務用品屋もしんな店の一つ。
立地は商業街のど真ん中。
営業は月〜土の……確か7:30だか8:00だかから18:00までだったはず。
日曜祝日は休み、という明らかに個人客は相手にしていない営業時間。
小売店…に見えるのだが、実際は問屋でもあるらしい。
店は入ると小さい、普通の事務用品屋にみえるが…カウンターの裏が倉庫になっているので、置いておいても売れない物は奥にある。
実際、全版の紙扱ってるの画材屋以外じゃそこだけじゃなかろうか。<市内

 そんな店なので…万年筆とか、ボールペンとか…舶来物も扱ってたりする。
そう、万年筆があるのだから、インクだってあるだろう!

 …ということで、淡い期待が発生。
実はその店にはあまり近づかないように気をつけているのだが…いや、店が原因じゃないですよ?
 気が付くと散財がすごいから近づかないようにしてるんです。
あそこは危険だ…。

だが、今回ばかりは捜し物があることだし、行っても良いだろう。
目的以外の物を買わないように気をつける必要はあるが…。


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『魔道書ネクロノミコン』読了

 いやぁ、いろいろな意味でネタにまみれた本ですね。
内容はネタまみれなんですが、TRPGのネタに使えるような物は正直全くと言っていいほど無い、そんな本です。

 純粋に読み物として考えたときはどうだ、となると。
うぅん、それもまた微妙な感じ。
この本はあくまでも「ラブクラフトの『ネクロノミコン』は実在の書物だった!…としたら、こんな感じに証拠があつまるんじゃない?」という方向で証拠を”創造”してみたり、架空の人物の論文を”発掘”してみたり、実在の人物の文をもとの文意とはかけ離れた文脈で引用したりしている本です。

 楽しみ方としては…「あれ、これっておかしくね?」と思うところに翻訳家の注釈が入っているので明らかにおかしいことがわかるので、「これは違う!」「これは文脈あってる」と切り分けながら読み進めて、当たっていたら喜ぶ、というところでしょうか。

 ラブクラフト至上なクトゥルフファンにはお勧めできないものですが、とりあえず沢山文字が書いてあれば満足、という人には良いでしょう。
なにせ、私自身が後者なので。


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