忍者ブログ
管理人がつれづれに書き散らかしたあれこれ
[2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

自殺論

これを読もうと思ったきっかけは何だっただろうか。
日本は交通事故や殺人より自殺の方が数が多いから、とかそういう理由ではなかったと思う。
自分が勤めている業界が鬱率高いから、でもないはずだ。

私の信条として。
全ての生命活動を営む存在は、寿命と呼ばれるものが尽きるその日まで生き続けるよう足掻く存在だ、と思っている。
なので自殺に関しては自らの生存?生命活動を営む存在という意味で?を放棄する、ということで相容れない。

よく、自分が生きていて良いのだろうか、と思う事があるが、上の考え方を持っているので死ぬまでは生きているつもりだ。

さて、この本なのだが。
著者はフランス人らしい。故に内容はどこかヨーロッパ的だ。
非ヨーロッパ的なものを「未開」と呼ぶ辺りもやはり、ヨーロッパ的だ。
 で、肝心の中身なのだが。
面白いもので、身近に見る自殺のタイプと、ヨーロッパに多い自殺のタイプは違うようだ。
そして、そのヨーロッパ的な自殺のタイプ(本書内では”自己本位的自殺”と呼ばれている)は、どうも日本のやたらと多い自殺とはタイプが違いそうだとも思った。
むしろ、本書内で紹介されている”集団本位的自殺”というものに分類されるのではなかろうか。

なんとなく参考になって、なんとなく参考にならなかった本だ。
読むのに1ヶ月半も掛かったわりに。
PR

陰摩羅鬼の瑕

 以前、GURPSのシステムでやったオンセの参加者から、『似てる』という話を聞き気にはなっていた作品。
どこがどう似ているのかは全く当時は知らなかったが、曰く「話の先読みができる。」
曰く「テーマが似ている。」

今回文庫版が発行されていたので手にとる機会を得た訳だが(私は収納の関係でこのシリーズは文庫版でしか購入していない)、なるほど確かに『似ている』
当然ながら、本物の作家と、在野どころか嗜好の範囲で戯れに文字を弄ぶものとでは完成度が全く違うが…確かに主題が良く似ている。

 もっとも、当該オンライセッションである『闇の中』は、京極夏彦の読者であるZ氏と横溝正史の読者であるJ氏を非常に意識した構成をとった為、そうなったのかもしれない。
たまたま、先に不肖私のセッションが先にあって、この本に触れるのが後になった、というものだったから『先読みが出来た』のであって、参加者が先に本書に触れ、その後参加していたのなら、その内容こそ『先読みが出来た』であろうと思う。

 本書は、推理小説ではないと思う。
なぜなら、推理などせずとも状況が実行者を特定するから。
だが。
何故なのか、は確かに。
読み進めなければ判らないかもしれない。
否、最後まで読み進めても解らないものは、解らないかもしれない。

そういう本だと思う。

惚れた

それは、本屋にぷらぷらしていた日。
手にとった雑誌にあったまんまるぼでぇに一目ぼれ。

結果。



アマゾンで発注




は、反省はしたけど後悔はしてないよ!!



忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne