一般的には誉め言葉とは言わないのかもしれないが。
私が他者に対して「濃い」と言った場合は誉め言葉に相違ない。
というのは。
私は基本的に他者に興味がない。
だから、個性の殆ど感じられない人はそもそも敢えて固体識別をしよう、という意思が沸かない。
が。
強烈な個性を放つ人は、私を惹きつける。
それが例えどのような個性であっても、だ。
―――種類によっては、嫌悪することもあるが。
そもそも、個性を感じない相手は『どうでも良い』のでそのような事はない。
好きとか嫌いとか。分類する以前だ。
さて。
どうも世を見回すと『濃い』と言われることに拒絶がある方が多いようだ。
となれば適切な表現を探すのが良いのだろうが…。
私が好ましいと感じる”個性的な方”は個性的という言葉で表すにはあまりにも”個性的”な方が多い。
となれば。
こんな場面では、己の語彙のなさが情けなくなってくる。
因みに。
私が他者を表して『薄い』という場合には、それは紛れもなく蔑称である。
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