某所でこそばゆいばかりにお褒めの(そうなのか?)言葉を頂いてしまいました。
それとは直接関係はないのですけど、私が思うTRPGのG?GAME?についてを。
そもそも、TRPGというのは商標登録された略称であって、正確に記すならば、『テーブルトーク ロール プレイング ゲーム』となる。
アルファベットで書け、という突っ込みは受け付けない。
ゲーム、と言うからには、これはれっきとした遊戯であって、参加者がそれを
「楽しい」と感じている状態にあることが望ましい。
さて、好きで遊んでいるのだから楽しいに違いない、というのは早計だ。
というのは、人と人とが顔をつき合わせて遊ぶ遊びというのは、その遊戯に対して共通の認識をもっている事が前提になりたっていることが多く、スポーツしかり、ボードゲームしかり。
TRPGの難しさは、「個々が思い描くTRPGというものに対する認識」にズレがある、ということではないかと思う。
故に、この遊びは、大勢が入れ替わり立ち代りというよりも、少人数が互いの嗜好を刷り合わせつつ「自分たちにあった形」で愉しむ事が望ましい姿なのではないだろうか。
かといって、TRPGというものは過去も現在もマイナー中のマイナー。
しかも端からみれば怪しい集団であることは間違いなく。
地域にサークルでもあれば良いようなものの、かく言う私の住まう地域もそうであるように、近場に「場」がない事が多かろう。
その、近くに人がいない、集まる場所が無い、時間が無い、という問題を解決するのが「オンライン・セッション」というものなのだが…。
これも、いわゆる「身内」で遊んでいる内はさほど浮かび上がらないのだが。
大人数になればなるほど、「個々の思い描く認識」のズレから生ずる弊害が大きくなる。
フリーセッション形式というのは、ある意味理想ではあるとは思う。
だが、その場というのは、「暗黙の了解で成り立つ人数」を超過した先の扱いを間違えると、途端迷走が始まると私は思うし、実際感じている。
「認識にズレがあるプレイヤー」と同じ卓に入る事ほど、苦痛なことはない。
故に、自然足が遠のくというものだろう。
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