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管理人がつれづれに書き散らかしたあれこれ
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『伊達政宗』読んでる


大河の原作…らしいんですけど,リアルタイムで大河見ていた自分の記憶と照らしてもだいぶ違いますね.
これを呼んでいると底本がほしくなる…というのは置いといて.



伊達政宗,という人物が優秀な武将で優秀な統治者だったのは間違いないのですが人格的にはいろいろアレだったというのがこの本を読む前からの私の認識だったわけですが….
この本に出てくる政宗は卑屈・根暗・大法螺吹の3拍子ではなく(大法螺吹ではあるんですが),頭が切れる智略家として描かれています.
そして,ご家中の方々はほとんど登場していなくて政宗にだけ焦点が当たっているので,ご家中衆のエピソードも読みたい人には不足があるでしょう.
…私は景綱の三途の川まで渡っていきそうな忠誠心を苦笑しつつも好ましく思っているわけですが,そんな雰囲気はまったく出てきませんね,この本は.

現在,4巻まで読んだところで関ヶ原が終わってそろそろ次の巻で忠輝が改易されそうな気配.
この時点でまだ政宗40歳ですよ,彼70まで生きているので人生がまだ30年ばかし残っているわけです.
…前半生,随分濃く生きてるなぁ,本当に.

何を求めて読むか,にもよりますが,政宗という人物の生涯,というものを読みたい人には良い本だと思います.
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